私は普段からグーグルクロムを使っていますが、今日クロムを開いたら、「Start Search」という検索エンジンに自動的にリダイレクトされるようになってしまっていました。
「なんじゃ、これは?」と思って、いろいろ調べてみると、これは、厳密にはウイルスではなくブラウザ乗っ取りらしいです。その解決方法について書いておきます。
海外からPCを使っていると本当に面倒くさい
私は一年のほとんどを海外で過ごしているので、今回も海外でPCを使っていたわけです。それで、突然こんなブラウザハイジャッカーなるものに遭遇してしまうことも多いのかもしれません。
ちなみに私が使っているPCも海外仕様なので、設定に関する用語はすべて英語です。ですので、日本語仕様のPCを使っている方の参考にはならないかもしれませんが、自分の覚書の意味も込めて一応記事にしておきます。
Start Searchとは何か?
今回私が苦しめられたのは「Start Search」というものです。最初はウイルスかなと思ったのですが、厳密に言うとブラウザを乗っ取るものであり、ウイルスではないようです。
Start Searchは、Internet Explorer、Firefox、Google Chromeなどのブラウザの乗っ取りを行い、私のケースのようにブラウザを開くと自動的にStart Search.comという検索エンジンの画面へ飛ばされます。Start Searchは検索エンジン(のように見えるの)ですが、これで検索をするとStart Searchが誘導する広告リンクが呼び出されるらしいです(自分では試していません)。
無料ビデオや音声などをダウンロードした時に、知らず知らずインストールされてしまうケースがあり、私もそうだったのかもしれません。
Start Searchは、単にブラウザをハイジャックするだけでなく、放っておくとPCにいろいろな悪さをするらしいので、出来るだけ早く取り除くのが望ましいです。
Start Searchを取り除く方法
Start Searchについて調べてみましたが、あまり日本語で解説されている記事は少なく、一応使えそうな情報があったのですが、とにかく私のPCは日本語表示になっていないので、日本語による解説では何をどうしたらいいのか分かりません。
結局、似たようなケースの解決方法としてPCのシステム復元という方法があったのでそれを試してみました。
システムの復元とは、PCを問題の起こる前の状態に戻すことです。私の場合、Windowsを使っているので、コントロールパネルのセキュリティからシステム復元(System restore)を行いました。
システム復元の方法に関しては使っているWindowsのバージョンによってやり方が微妙に異なります。とりあえず参考としてこちらの記事を見てみてください。
PCをどの時点まで戻すかを選び、実行します。ネット環境が良くない状態で行ったので、1時間以上かかってしまいました。その間に、英語サイトで、いろいろと検索してみるとStart Searchに関する有益な記事が見つかりました。
この記事によるとシステム復元をしなくても、ブラウザの設定で問題のStart Searchを排除することができるみたいです。
セキュリティ対策は自己責任
知識ゼロから始めたアフィリエイトですが、自分のPCやワードプレスで作ったサイトなどに関しては、セキュリティ対策も基本的には自己責任です。
今回のブラウザハイジャッカーは、無料ソフトやビデオのダウンロードに付随してきたものです。無料だからと言って飛びつかず、ソフトなどのダウンロードには注意しなければならないと改めて実感させられました。
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