今どきのSEOに有利なドメインとそうでないドメイン

ドメインの話は、このブログで何度も取り上げています。Googleが公式に言及している限りでは、ドメインによってサイト評価の差はないと聞きますが、実際にはインデックスされるまでに時間がかかるドメインもあるというウワサも耳にします。

ドメインによって、SEO的に有利さが変わってくるものなのでしょうか。

ドメインについて

ブログやサイトアフィリエイトで稼ごうというとき、独自ドメインの取得を考えるものです。ドメインというと、少し前は.comや.net、.jpといったものしかなかったものですが、最近は年々新しいドメインが市場に出回っています。

選ぶドメインによって、大きく価格が異なるものもあり、初心者の方であればできるだけ安く購入したいところだと思います。しかし、あまりにも安いものは、さすがに不安になりますよね。

もしかして、安いドメインというのはSEO効果が弱いのではないか、と疑問を持って当然だと思います。

お名前.comなどで、いつも安い価格で取引されているドメイン、「.xyz」について、検索エンジンにインデックスされないとネットで書かれている記事もあります。

私も以前このドメインを購入して、サーチコンソールに登録しても他のドメインに比べてインデックスが遅いと感じたことがありました。

しかし、現在はどうなのでしょうか。

Googleは、ドメインによるサイト評価の違いはないと公言しています。つまり、ドメインが何であっても、公平にスコアをつけているということです。

実際、2015年に設立されたGoogleの親会社「アルファベット」のサイトドメインは「abc.xyz」というジョークのようなドメインですが、「.xyz」ドメインを採用しています。これは、Googleがドメインを公平に評価しようとしているのを示唆しているのかな、と思ったりもします。

以前、上の記事を書いたときには、本当に自分で使ってみても.xyzはインデックスが遅いなあと感じていました。それ以降、購入しなくなったんですが、最近はまた変わってきているのかもしれません。

ただ、最終的には、ユーザーに覚えてもらいやすいドメインが有利だということは間違いないと思います。例えば「abc.xyz」なんていうドメインは、やはり覚えやすいですよね。その会社名やサイト名が覚えにくくても、ドメインで覚えているということもあります。

ここのところ、いろいろなドメインが増えてきて、選択肢が広くなったのは良いことだと思います。その中で、読者に覚えてもらいやすいドメインが取得できたら、それは財産と言ってもよいと思います。

比較的新しいドメインはインデックスされるのに時間がかかると考えておいてもよいかもしれません。しかし、.comや.netなど、昔から使われているものは、自分の思ったとおりの文字列で取得するのが困難です。

ドメインを選ぶときのポイントは、できるだけユーザーに覚えてもらいやすい文字列にすることと、更新料金を必ず確認してから購入することです。

たとえば、格安ドメインと言われているものの中には、初回登録料金が安くても、更新料金が高く設定されているものもあります。最初安いからといって飛びつくと、2年目以降毎年高い料金を払わなくてはドメインが維持できなくなってしまいます。

1年という短期間で使用する場合を別として、長く保持するつもりなら、更新料金は必ずチェックしてから取得するようにしましょう。