新しくサイトを立ち上げようとするとき、サブドメインとサブディレクトリのどちらがよいのか迷います。それとも、まったく新しい独自ドメインがいいのか・・・? というか、そもそも「サブドメイン」と「サブディレクトリ」って、何が違うの? という人のために、まとめてみました。
サブドメインとサブディレクトリ
新しいサイトやブログを立ち上げようというとき、どんなドメインではじめたらよいのか戸惑うことがあります。
もちろん、まったく新しく独自ドメインを登録する方法もあるのですが、今すでにある程度のアクセスがあるドメインを持っているのなら、それに関連付けてサブドメインやサブディレクトリとして立ち上げるという方法もあります。
「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の違いは、ドメインを見るとわかります。
たとえば、この「知識ゼロからはじめる主婦アフィリエイト日記」のドメインはhttps://blogbeginner.click/です。この部分を「ルートドメイン」と呼びます。
もし私が、「知識ゼロからはじめるアラフォー主婦アフィリエーター」というブログを新たに作るとしたら、http://aroundthirty.blogbeginner.click/、もしくはhttps://blogbeginner.click/aroundthirthy/の両方で新ブログを立ち上げることができます。あるいは、まったく新しいドメインを取得するかですね。
ちなみに、この記事投稿時現在、上記のようなブログはありませんので、あしからず。
http://aroundthirty.blogbeginner.click/はサブドメイン、https://blogbeginner.click/aroundthirthy/はサブディレクトリです。
基本的には、サブドメインは独立性が強く、サブディレクトリはルートドメインとの関連性が強調されます。
SEO的にはどちらが有利なのか
サブドメインか、サブディレクトリか、アフィリエーターにとっては、SEO対策的にはどちらが有利化きになるところですよね。
Googleが、サブドメインとサブディレクトリをどうか使うかについては、ほぼ同じ扱いと見てよいようです。検索結果で、同ページには複数の同じドメインのサイトが表示されないという原則があり、現在ではサブドメインであっても、サブディレクトリであっても等しく適応されています。
ただ、サブディレクトリは、ルートドメインとのつながりが強く、ルートドメインの評価を引き継ぎます。ですから、ルートドメインがすでにアクセスを集めているなら、そのパワーを受け継がせるためにはサブディレクトリのほうが有利です。
相互リンク、被リンクとしては?
サブドメインやサブディレクトリからルートドメインへのリンクを貼った場合、Google的には「内部リンク」として扱われます。
サブドメインは、独立したドメインとして扱われるといわれていて、ルートドメインのサテライトサイトに使えると考える人がいるかもしれませんが、実際は、どちらも「内部リンク」としてしか扱われないようです。
「サテライトサイト」って何?という人は、こちらを読んでみてください。
https://blogbeginner.click/seo/link
サブドメインとサブディレクトリの使い分け
以上のようなことから検討すると、サブドメインには何もメリットがないように思えてきます。確かにSEOの観点から見ても、よほどのことがない限り、サブディレクトリの方がよいようです。
ただし例外もあり、たとえば、新しいサイトが本体サイトの内容と大きくかけ離れている場合です。この場合、サブディレクトリで新しいサイトを構築すると、サイト内でのテーマの一貫性が損なわれることになります。
SEOの基本として、1つのテーマで1つのサイト、という前提がありますし、ターゲットとなるユーザーも異なります。
たとえば、私が「日本全国美味しいラーメン店」というブログを作るとしたら、サブディレクトリでは作りません。
でも、じゃ、独自ドメインがいいんじゃないの? という話になると思うのですが、たとえば、ひとつのドメインを使って他方面に展開していきたい場合はサブドメインを考えてもよいのではないでしょうか。
そもそも、独自ドメインを取ると、コストがかかります(笑)。
たとえば、blogbeginner.clickを一種のブランドみたいにして、「ブログ初心者が紹介する日本全国美味しいラーメン店」というブログなら、http://ramen.blogbeginner.click/というサブドメインで立ち上げるかもしれません。
内容がかけ離れていなければサブディレクトリ
まとめると、基本的に元の本体サイトと内容がよほどかけ離れていない限りは、サブディレクトリで大丈夫です。
SEO的には、サブドメインとサブディレクトリのどちらもあまり変わりがなくなってきているのが現実のようです。最終的には、サイトの内容で判断してみてください。
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