少し前からスタンドエフエムで音声配信をやっています。
数年前からポッドキャストもやっているのですが、スタエフにはライブができるという大きな特徴があります。
さらに、メンバーシップやパートナプログラム、音声コンテンツの有料販売など、収益化しやすい仕組みであるというメリットもあります。
それもあって、コミュニティ自体はまだまだ小さい規模のようではありますが、なかなかみなさん活発に活動されているようです。
そんなスタエフですが、自分自身、ライブを放送したり、他の配信者さんのライブを聞きに行って、ちょっと気になったことがあったので、書いておこうと思いました。
他配信者のライブを聞いてて気になったこと
それは、配信者は、聞き専の人をもっと大切にする方がいいんじゃないかと思うことです。
他ユーザーさんのライブを聞きに行ったときのことですが、
「潜んでいる人がいると不安なのでコメントください」
といわれたことがありました。
スタエフではライブ中にリスナーがコメントを送信できる仕組みになっていますが、コメントしないで潜んで聞いている人もいるんですね。
ライブ配信者には、何人の人が聞きに来て、何人の人がリアルタイムでライブを聞いているか、人数が表示されます(リスナーには見えません)。
だから、リスナーが何人かいるのにコメントが全然入らないと、「潜んで聞いている」人がいるというふうにいうのです。
でも、スタエフには聞き専ユーザーもいるわけです。
聞き専の人の中にもコメントしてくれる人はいますが、コメントしない人の方が多いくらいではないかと、私は思うんですよね。
聞き専ユーザーを大切にした方がいいのでは?
ちょっと黙って聞きたいだけなのに、「潜んでいないでコメントください」といわれた聞き専の人はどう思うだろうな、って思ってしまいました。
ライブをやっていると、潜んで聞かれているのってたしかに不安なんですよね。
どんな人が聞いているのかな、とか、もしかしてアンチな人なんじゃないかな、なんて余計なことを考えてしまいます。
だからといって、そんなふうに聞き専の人(聞き専じゃないかもしれないけど)にプレッシャーをかけるのはいかがなものかと思ったりして。
逆にリスナーが減っちゃうんじゃない?って考えるのは私だけでしょうか。
収益化したいなら、フォロワーに対する聞き専率は重要
先ほども書きましたが、スタエフには収益化のシステムが整っています。
- メンバーシップ(月額課金)
- 有料コンテンツの販売
- パートナシッププログラム(SPP)
- ギフト送付による投げ銭
どんなプラットフォームにしてもそうですが、収益化したいなら、ピュアなオーディエンスを獲得することが大切です。
文書でいうところの「読者」、音声配信なら「リスナー」です。
同一プラットフォーム内の他ユーザーが「お客さん」となって、コンテンツを購入したりメンバーシップに加入してくれることはあります。
でも、相互狙いのものだったら、あまり意味がありません。
収益化を考えるのであれば、聞き専フォロワーをいかに増やすかがポイントになります。
だから、
- 黙って聞いてくれる人、
- いいねやコメントなどのアクションをしないけれど聞いてくれている人
のことをむしろ大事にした方がいいのに、って思ってしまうのでした。
ライブ配信者の恐怖もわかるんですが…
たしかに、ライブ配信していると、黙って聞いている人が気になるものです。
相手がどんなことを思いながら聞いているのか、分からないですからね。
でも、そういう人たちはコメントなどでアクションしたくないから、あるいはできない状況にいるから「潜んで」聞いているだと思うのです。
だから、そんな人たちにもリラックスして聞いてもらえるようなライブを配信していきたいなと感じる今日この頃なのでした。
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