新人アフィリエイターにとって、比較的記事が書きやすいのはレビュー記事です。商品やサービスを実際に使ってみてその感想や効果について書くだけです。自分の体験にもとづいて記事を作成するだけで、オリジナリティの高い記事に仕上げることができます。
ただし、レビューブログを書いて稼ぐためには、記事の書き方にコツがあります。今回は、そんなお話です。
1.アイテムの選び方
レビュー記事を書くにはそれなりの手間がかかります。当然、多くの記事を書けば、当たる確率は高くなりますが、どうせなら「売れる商品」のレビューを書きたいものですよね。
売れる商品のレビューを書くのと売りにくい商品のレビューを書くのとでは、レビュー記事1本あたりの生産性が大きく異なってしまいます。
では、売れる商品はどうやって見つければいいのでしょうか。
それにはいくつかの方法があります。私が現在思いつく範囲では、次のようなことが参考になると思います。
- 大手ショッピングサイトのランキングを参照する
- 公式サイトのLP(ランディングページ)が魅力的かどうか
- その商品の市場が増大傾向にあるかどうか
2.語彙力を磨いておくこと
レビュー記事を書くときに武器となるのは「語彙力」といっても過言ではないでしょう。
なぜかというと、やはりレビュー記事を書くときに重要なことは、他のライバル商品との差別化です。何か一定の商品をアフィリエイトサイトを通じて紹介したいとき、競合アイテムとの差別化はとても重要な意味を持ちます。
では、どのように差別化を説明するかというと、それはかなりの部分ボキャブラリーに依存します。
例えば、ワインソムリエや日本酒の利き酒師のように、味や実感、感覚的なことをすべて言語化して、ユーザーにとって「このアイテムはあなたにぴったりですよ」ということを伝えなくては売り上げにつながりません。
3.記事にストーリー性を持たせる
レビュー記事の中でもストーリー性のある記事は、成果発生率が高くなるといわれています。単なる使用感や感想だけでなく、どうしてそのアイテムを選んだのか、そのあとどのような変化があったのか、そういった具体的なストーリーがある方が説得力を生み、成果発生につながりやすくなるようです。
これは、私の経験から言ってもそうなので、少なくとも現在はそのタイプのレビュー記事がうけているのだと思います。
4.広告主サイトで得られる情報だけ書いてもダメ
最近のSEO対策としてよく言われるのが「オリジナリティ」です。商品の公式サイトで得られるのと同じことを記事に書いても、あまりオリジナルな記事とは言えないですよね。
レビュー記事の中には、商品情報を盛り込むのが通常ですが、広告リンク先のLPにある情報だけを羅列したものは、オリジナリティという観点からは少し劣るものと評価されても仕方ないでしょう。
5.キメテは最後のクロージング
レビュー記事を書く目的は、最終的にリンク先のサイトで商品を購入、もしくはサービスを利用することとなります。
そのためには、最後のクロージングは意外と重要で、広告リンクをクリックしてもらうこと、さらには商品を購入もしくはサービスを利用してもらうことを、押しつけがましくならない程度にプッシュすることも必要です。
レビュー記事はカンタンなようで意外とコツが必要
レビュー記事は、自分の体験に基づいて記事を作成できるので、容易にオリジナル記事が作成できると思われがちです。しかし、それだけでは、商品子乳などには結びつきません。
同じレビュー記事を書くなら、できるだけ多くの読者に広告リンクを踏ませて、商品を購入してもらいたいものです。
それには、強く押しすぎてもだめですが控えめ過ぎてもダメという、なかなか落としどころが難しいものでもあります。
大切なことは、レビュー記事を書いて終わりではなく、その記事によってどれだけのユーザーが広告リンクをクリックし、報酬発生にいたるかと冷静に観察することではないでしょうか。
書きっぱなしではなく、ユーザーの行動を観察し、さらに収益性の高い記事へと修正していくことが報酬額を増やす早道だと思います。
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