はてなブログはブログアフィリエイト初心者にも人気のあるブログサービスです。でも、多くの人がはてなを始めるときに迷うのが、ワードプレスかはてなか、という問題らしいのです。
はてなブログを使ったことがある人は良くわかると思いますが、はてなにはブログを書くということに楽しみが感じられるという大きなメリットがありますね。でもその一方で収益化という点ではワードプレスをすすめる人の方が多いようです。
今回は「どっちが稼げるのか」という点に的を絞って、はてなブログとワードプレスを比較してみます。
はてなで稼ぐなら有料版
まず最初にはてなブログには無料版と有料版があります。有料版は最安で月額600円程度で使え、1アカウントで最大10個のブログを作ることができます。単純に計算すると、ブログ1個60円ということですね。
また、はてなの有料版は、はてな運営会社側が挿入する広告が完全に非表示にできます。これは、かなり大きなメリットです。
はてな有料版の人気が高いのはそれだけではありません。はてなは有料版にすると、独自ドメインでブログを運営することができるんです。そのため、アドセンスの申請用ブログとしても使えるんですね。
それでいて、カスタマイズも自由度が上がるので、ASPで取得した広告リンクも有利な場所に貼ることができます。
はてなブログでがっつりアフィリエイトはNG
はてなブログのいいところは、読者登録やスター機能がついているので、他のはてなユーザーとのコミュニケーションがとりやすいということです。つまり、はてなユーザーからの流入が見込めます。
それなりに自分から営業すれば(読者登録、スター、ブックマークなど)、そのお返しに読者になってくれたりブログ訪問してくれるユーザーも多いです。
このため、初めてのブログで、コツコツ続けることができるか不安な人は、ワードプレスよりもはてなの方が向いているかもしれません。ブログはとにかく続けなくては稼げるものも稼げません。この最初の難関で、はてなブログならモチベーションを維持しやすいという初心者ブロガーは多いです。
はてなは自分の財産にはならない
ただし、はてなブログでブログを書いている限り、あくまでもブログははてな運営会社の方針に沿わなくてはなりません。たとえ有料版を契約していたとしても、はてなの方針に合わない記事があれば常に削除されたり、ブログそのものを削除される可能性はゼロではありません。
一方、ワードプレスで書いた記事なら、自分の財産となりますので、どこの会社によってある日突然削除されるというようなことはありません。
とはいっても、はてなの有料版を使って独自ドメインで運営しているブログなら、はてなで削除されても、そのままドメインを引継ぎワードプレスに引っ越すということも可能です(バックアップはとっておく必要がありますが)。
はてなとワードプレス、コスト比較
次にそれぞれのブログ運営にかかる費用について、比較してみましょう。
はてなは無料版では基本的に稼げないので、有料版を使うとして、最安で毎月600円かかります。独自ドメインで運営する場合は、それに毎年1,000円程度のドメイン更新料金が必要です。
ワードプレスの場合、レンタルサーバーが必要ですが、これはピンキリです。安ければ250円で使える格安サーバーもありますし、安心できるサーバーを使いたい場合は、月額1,000円程度のサーバーを契約する方がよいでしょう。そこにさらに独自ドメインの更新料金が加算されます。
結局コストで比較すると、はてな有料版とワードプレスって、それほど差がないんですね。
はてな無料版をお勧めしない理由
ここまではてなは有料版を使う前提でお話ししています。ブログアフィリエイトで稼ぐなら、はてな無料版はどうやってもおすすめできないからです。無料版でも広告を貼ることはできますが、かなり制約がありますし、一番稼げる広告位置ははてな運営会社の広告が表示されます。それに、毎月600円という額は、その気になればすぐに稼げる(元が取れる)金額のはずなので、私は100%有料版をおすすめします。
はてなVSワードプレス結局どっちがおすすめ?
それで、どっちがおすすめなのか、という話。
基本的にははてなよりもワードプレスをおすすめします。しかし、例外もあって、ワードプレスよりもはてな有料版の方がいいだろうな、という人は次のような方です。
- ブログを作るのが初めてで、続くかどうか自信がない
- 商品を売り込むようなアフィリエイトはやる予定がない
- 独自ドメインとかよくわからないし、できるかどうか自信がない
- パソコンを持っていない(ワードプレスはスマホでもできますが、かなり制限されるため)
- 雑記ブログで稼ぎたい
以上のうち、どれか一つに当てはまる人は、まずはてなブログから始めてみましょう。
もちろん、あとでワードプレスに引っ越すことも可能です(多少面倒ですが)。とにかく、まずは実際にやってみることです!
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