ブログで稼ぐためには、ブログ訪問者に何らかの行動をしてもらわなくてはいけません。
広告のクリックであったり、リンク先での商品購入やサービスへの登録などです。
理想的なのは、ブログ訪問者に数記事読んでもらったあとで、広告をクリックしてもらうことです。
そのために、ブログの内部設計を工夫したりするわけですが、ブログ記事の書き方によっても広告クリック率が変わることがあります。
基本の構成
ブログライティングにおける基本の構成は、導入+本文+結論です。書く方も読む方も、これが一番しっくりくると思います。
大手メディアも稼いでいる個人ブロガーも、だいたいこのスタイルで記事を書いています。
導入部分は、読者がここを読んで全文を読むかどうするか決める部分ですので、たいへん重要です。ここが下手だと、本文を読まずに離脱する読者が増えてしまうでしょう。
本文は記事のメイン部分ですので、当然ながらしっかり書き込みます。
では結論部分はどう締めればいいのでしょうか。
まとめすぎないことが良いことも
本文内での結論にも関連しますが、広告クリックやもう1記事読ませるためには、「ちょっと物足らない感じ」を残すのも、一つのテクニックかもしれません。
大切なことは、読者に「もうちょっとこのブログの記事を読んでみたい」と思わせることです。
つまり、あまりきれいにまとめすぎると、そこで読者が満足してしまい、ブラウザを閉じてしまうかもしれないということ。
それよりは、少し物足りなさを感じさせる方が記事下に表示されるアドセンスなどの広告をクリックされやすいのではないかな、と思ったりもするのです。
まあこの辺は、私の感覚的なものなので、実験してデータをとったわけではありません。
ただ、一つ言えることは、きれいにそつなくまとまっている記事が、いつも「稼ぐ記事」になるわけではない、ということです。
ブログ訪問者にもう1つ記事を読んでもらう
最近の検索エンジンは、ユーザーの行動を見ています。ユーザーがどのようにそのサイトにやってきて、そのサイト内にどのくらい長く滞在したかが、ポイントになると考えられています。
要するにサイト滞在時間が長いサイト(ブログ)は、それだけユーザーに評価されている「価値の高い」サイトだと認識されるのです。
このため、広告をクリックされるしないは別にしても、何かの縁でブログを訪れた読者にもう1つ記事を読んでもらう、そう促すことがSEO対策として有効です。
そのためには、過去記事に誘導したり、関連記事へのリンクを挿入したりして、うまく読者をブログ内にとどめるようにしましょう。
そのためにも、1記事ですべての情報を完結させるのではなく、(間接的にも直接的にも)「続きのページ」へと促すテクニックとして、「ややものたらない感じ」の記事を心がけてみてもよいかもしれませんね。
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