独自SSLが無料で使用できるレンタルサーバーを紹介しましたが、今回2016年8月17日よりエックスサーバー系列の「wpX」でも独自SSL化に対応、無料で利用できるとの連絡がありました。
無料で独自SSLが使えるレンタルサーバー
これからのウェブサイトやブログは、常時SSL化が基本です。しかし、この「常時SSL化」、サーバーによっては、かなり高額の負担になります。そこで、これからサイトやブログを運営しようと考えている人におすすめなのは、無料で独自SSLが利用できるレンタルサーバーです。
以前、独自SSLが無料で使用できるレンタルサーバーとして2社紹介しました。
記事の中でも紹介しているエックスサーバー系列のwpXでも、この8月17日から、独自SSL無料サービスが開始されました。
wpXってどんなサーバー?
wpX(ダブリューピーエックス)は、WordPressに特化したサーバーです。もともと、エックスサーバーは高速なレンタルサーバーとして人気が高いですが、wpXはワードプレスの運用に特化して、WordPressサイトを高速に表示するために最適化されたサーバーなんです。
そのために、専用システム(Nginxやリバースプロキシによるキャッシュなど)を採用しており、負荷に強く高速なサイト運用が可能となります。ワードプレスサイトの運用を考えている人のためのサーバーです。
wpXはさらに、wpXレンタルサーバーとwpXクラウドの2つに分かれます。
wpXレンタルサーバーの機能と料金
ディスク容量30GB、ワードプレスサイトが最大で10個まで運営できます。メール機能付き。初期費用が5,000円、月額は契約期間により異なりますが、1,000円からになります。
高速表示のワードプレスサイトを複数運営したい人や、ワードプレスサイト初心者に向いています。
wpXクラウドの機能と料金
一つの契約で運用できるワードプレスサイトは1個です。ディスク容量や転送量は、7つのグレードによって異なります。初期費用無し、月額は最安で500円からで、サイトの規模に合わせてグレードを変更することが可能です。メール機能はありません。
1個のワードプレスをじっくり作り込みたい人や、まずは低コストで始めたいという人に向いています。1か月契約でも可能なので、短期間の運用を考えている人にもおすすめです。
どちらも独自SSLが無料で使用可能
いずれにしても、独自SSLが無料で使用可能です。管理パネルからの簡単な操作のみでWordPressサイトやブログを常時SSL化することができます。
新規のワードプレスサイトは、WordPressの新規インストール時に「独自SSLを利用する」を選択することで、独自SSL設定が有効になります。また、既存のワードプスサイトを常時SSL化するには、「管理パネル」内「WordPress管理」にある「独自SSL設定」から独自SSLの設定を追加することができます。
しかも、wpXにはWordPressサイトの常時SSL化を支援する「SSL化補助」という機能が付いています。
現時点で運用中のワードプレスサイトを常時SSL化する場合、「一般設定」「テーマファイル」「投稿記事」などに含まれるサイトアドレスの変更、.htaccessを用いたリダイレクトの設定など、複雑な作業が発生します。これがけっこう面倒です。どれだけめんどう化ということは以下の記事に書いています。
「SSL化補助」というのは、これらの煩雑な作業がカンタンに処理できるようになるというすぐれた機能なんです。
ワードプレスサイトを高速化+無料SSL化できる!
wpXを利用すれば、ワードプスサイトを無料で常時SSL化できるだけでなく、高速化することも可能になります。
もちろん、ワードプレスの簡単インストール機能、自動バックアップ機能、14日間の無料お試し期間もついています。ワードプレスサイトやブログでのアフィリエイトを考えている人は、検討する価値ありです。
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