最近、まとめサイトというか、キュレーションサイトと呼ばれるサイトが増えています。
キュレーションサイトと言うのは、ネットの他サイトの情報をもとに新しい切り口で記事を構成しなおしたものですが、このキュレーションサイトは、アフィリエイトをするにあたって魅力があるのでしょうか。
キュレーションサイトとは
まとめサイトと言うと、「NAVERまとめ」などが有名ですよね。他サイトからの引用を中心にあたらしいページとして構成した記事を集めたサイトです。
ネット上にこれだけ多くのサイトやブログがあふれていますから、まとめ記事としてまとめておいてくれると、情報の整理がしやすく便利でもあります。
キュレーションサイトというのは、その一歩進化した形ともいえるのではないでしょうか。
NAVERまとめなどの記事を見ていると、1ページ内の引用の比率がかなり高いですが、キュレーションサイトは、必ずしも引用過多で構成されているわけではありません。
内容的には他サイトにかかれている内容を参考にしていますが、新しい切り口によって構成しなおしたものです。引用や、ツイッターのツイートなど、さまざまな要素が記事中に盛り込まれるのもその特徴です。
ブログとキュレーションサイトの違い
ブログとキュレーションサイトの違いは、「人」に重点を置くかどうかということではないでしょうか。ブログは、どちらかというと、書いている人(ブログの運営者)の人格が強調されます。
そのブログを読むのは、書いている人に興味があるから、ということもよくあることだと思います。
一方、キュレーションサイトは、書いている人(ライター)は複数であることも多く、その人の個性はあまり強調されません。むしろ、客観的な描写の方が好まれ、主観的な意見や感想は強く押し出されません。
キュレーションサイトと通常のサイトの違い
あくまで私の個人的な印象ですが、キュレーションサイトはまるで雑誌を読んでいるような気分になります。すでにウェブメディアの一種として機能しているキュレーションサイトも多いです。
ブログが日記であれば、通常のサイトは書籍、キュレーションサイトは雑誌。
キュレーションサイトは、1記事1記事が完結していて、ジャンルも比較的広いです。軽く読み流すことが容易で、画像が比較的多いのも最近のキュレーションサイトの傾向だと思います。
キュレーションサイトで行うアフィリエイト
キュレーションサイトでアフィリエイトを行う場合、物販とアドセンスが中心となります。
キュレーションサイトは、含まれている記事数やジャンルが多いので、キーワード検索から呼び込むユーザーのタイプも幅が広いです。ですから、アドセンスのように、ユーザーに合わせて内容を表示するタイプの広告の方が向いているといえます。
キュレーションサイトは、あらかじめだいたいのターゲット読者層が決まっているので、その読者層に合わせた物販アフィリエイトを行うのも効果的です。
例えば、女性であれば美容関連、旅行のキューレーションサイトであればその関連広告です。
キュレーションサイトの作り方
キュレーションサイトは大手企業の参入が多く、個人アフィリエイターとして競合するには、それなりの時間と労力がかかると思っておきましょう。しかし、個人でもできないことはありません。
キュレーションサイトで大切なことは、「独自の切り口」と「こまめに更新すること」です。
キュレーションサイトでアクセスを集め始めるには、それなりの記事数が必要です。また、更新頻度もポイントで、1日1記事以上の記事投稿が理想です。
それでも、おそらくアクセスが増加してくるには時間がかかります。サイト全体の記事数は最低でも100記事は必要ですし、100記事でもキュレーションサイトとしては弱小です。
キュレーションサイトとアクセス
キュレーションサイトは、検索エンジンからのアクセスに頼っていては不十分です。ツイッターなどのSNSからの流入が必須です。SNSとの連携は必ず行う必要があるでしょう。
大手キュレーションサイトの場合、スマホアプリを作成して読者をキープしています。イメージ的には、雑誌の定期購読者を確保することに似ています。
ユーザーはスマホアプリから直接キュレーションサイトにやってくるので、キーワードや検索エンジンを意識する必要がありません。
そこで大切なのは、「魅力的なタイトル」です。読者に読んでみたいと思わせるタイトル付け、アプリをクリックさせるコピーライティングスキルがあると効果的です。
最新の開発言語Swiftを用いてiPhoneアプリ開発を学べます。
それで、キュレーションサイトは稼げるの?
キュレーションサイトは一種のトレンドになりつつあります。現在、それが多くのユーザーにウケていることは確かです。
キュレーションサイトは、きちんと構築されれば長期的に稼いでくれますので、アフィリエイターとして挑戦する価値のある方法です。しかし、繰り返しになりますが、アクセスが安定して増加し始めるまでには、時間がかかることを覚悟しておくべきでしょう。
興味があるなら、できるだけ早く始めることをおすすめします。
もうひとつ、キュレーションサイトは、徐々に成長させていかなくてはいけません。そこで大切になってくるのはサーバー選びです。
ちょっとアクセスが集中したくらいでエラーが出てしまうようなサーバーは、向いていません。また、キュレーションサイトで画像を多くアップロードするつもりなら、ディスク容量に余裕があるサーバーを選ぶべきでしょう。
キュレーションサイトのためのサーバー選び
これからキュレーションサイトを作るなら、独自SSLが無料で利用できるサーバーがおすすめです。以下の記事で紹介している2社であれば、ディスク容量もたっぷりですし、反応もスピーディです。
また、少しでもブログやサイト作成をしたことがある人で、大型サイトを目指す人は、Zenlogicをおすすめします。
Zenlogicは、手ごろなプランS(2016年11月30日までの限定販売)でもディスク容量はたっぷりですが、それでも足らなくなったときには他のプランへ変更することも可能です。成長型のサイトを作るには、とても使い勝手の良いサーバーだといえるでしょう。
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