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noteとスクライブ(scraiv)を両方やってみた感想と使い分け、収益化にはどっちを使うべき?

SNS

最近日本産のプラットフォームにも、おもしろそうなものが増えてきていいですね。noteは数年前からあるので、この記事を読まれている方の中にもすでに参加されている方がいるかもしれません。

文章投稿サイトとして、私が先月から挑戦しているのはスクライブというプラットフォームです。まだβ版でしか公開されていないし、「何それ?」「聞いたことない」という人もいるかもしれません。

でも、コンセプトがなかなかおもしろいと思うので、両方使ってみた私の、現在の感想を書いておこうと思います。

 

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note(ノート)とは?

まず、noteについてですが、「note へようこそ!」という記事から引用してみます。

noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービスです。

つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することもできますし、手軽に売り買いすることも可能です。

・新作を発表して読者やファンと交流する。
・とびっきりの自信作のノートを売る。
・あこがれのクリエイターのノートを買う。

クリエイターとファンの、まったくあたらしい交流のかたちをお楽しみいただければ幸いです。

noteはブログでもSNSでもない新しいウェブサービスだという人もいます。ブログやSNS的に使用することも可能です。

また、noteの大きな特徴として、記事(ノート)を有料販売することもできます。つまり、電子書籍に似た形で自分の文章を商品として販売できるわけです(厳密には、テキストだけでなく画像や音声の販売も可能です)。

note ――つくる、つながる、とどける。
クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。

 

scraiv(スクライブ)とは?

一方のスクライブは、「文章版YouTube」というのがコンセプトになります。そういわれても「?」と思う人もいるでしょう。私も実はあまりよくわかっていませんでした。それでも、1か月ほど毎日書いているんですけどね。

こちらも、スクライブのコンセプトについて運営側がより詳しい記事を書いてくれたので、引用したいと思います。

YouTubeのように「ゲームを実況したり」「料理を作ったり」「面白いことをやったり」「制作物を発表したり」そんなことを文章でやる場所です

―――(略)―――

「文章を書くことで生きていける人を増やしたい」
YouTubeが「好きなことで生きていく」人を増やしたように、scraivでもそれを「文章」という手段でやっていきたいと思っています

―――(略)―――

例えば文章つながりで、アマチュア小説投稿で最大手の「小説家になろう」さんは月間15億PVを超えているそうです

もしscraivに全員が移住したとすると、投稿しているユーザーさんに

毎月1.5億円程度支払うことが出来ます
月に1.5億円もの金額が支払われるようになれば、アマチュアの方でも「読者を楽しませることができれば充分に生きていける」状態となりますし、・・・

以上、「初めてscraiv(スクライブ)を知った方はこちらをお読み下さい」からの引用です。

YouTubeをすでにやっている人は、ピンとくるかもしれませんが、YouTubeのような「パートナープログラム」によって、サイト全体の広告収益を参加者に分配しようという試みです。

もちろん、記事を書きさえすればだれでも分配金を受け取れるわけではなく、パートナープログラムに参加できる条件が定められています(これもYouTubeと同じ)。

scraiv.com
This domain may be for sale!

 

収益化の方法が根本的に異なる

この2つのプラットフォームは、自分でブログを運営するのとは異なり、広告やアフィリエイトリンクを貼ることはできません。ですので、いずれもブログ運営における収益化とは全く異なることは前提として理解しておいてくださいね。

それで、両者における参加者が収益を得る方法は大きく異なります。

noteは主に自分のコンテンツを有料化して収益を上げる方法になります。文章であれ、定期購読スタイルの有料雑誌であれ、おおざっぱな言い方をすれば電子書籍を出版して販売するようなものです。ですので、noteというプラットフォームにのっかって商売をするというよりも、自分個人の力量で商品を売るという「個人戦」に近いような気がします。

他方のスクライブの方は、参加者の中でも「人気者」の人たちで、スクライブ全体の収益を分配するというスタイルになります。まだ、スクライブは新しいサービスなので、もしかしたら変更などもあるかもしれませんが、だいたいこういう考え方で間違いないと思います(間違ってたらコメントから指摘してください)。

ですので、個人のがんばりはもちろん重要ですが、スクライブ全体としても多くの人に閲覧されるサービスに成長してもらわなくてはいけません。こういう点もYouTubeと似ていて、YouTubeで収益を得る人は、それだけYouTube閲覧者が多いのでビジネスが成り立っているというところがあると思います。

追記:

ちょっと書き忘れていました。noteって「サポート」というシステムもあるんですよね。これは、他のウェブサービスでは「投げ銭」ともいわれるシステムで、閲覧者が善意でクリエーターをサポートできるというものです。

ノートのサポートを受けるためには、それなりの閲覧数があることと、品質の高い作品をアップすることが必要かと思います。あとは「運」もあるかな、笑。

そういえば、私も一度サポートもらったことあるんですよね。すっかり忘れていました。ですので、有料販売以外にもサポートで稼ぐという方法もあるということ、追記しておきます。

収益化という点からはどっちを選ぶべき?

もし、今後スクライブが大きく成長するなら、そこで人気者(閲覧数という意味で)になっておけば、スクライブというプラットフォームの力を借りて稼ぐことは、もしかしたらブログよりも容易に安定収入を期待できるかもしれません。ただし、スクライブというサービス自体が消滅する可能性もないわけではありません。

それに比べてnoteの方は、すでにブログやSNSなどでフォロワーが多い人にとってはメリットが大きいと思います。そうでなければ、noteというプラットフォームが自分の商品を販売するために助けになってくれるとはいいがたいのではないでしょうか。

私も以前はnoteでブログマニュアルなどを有料販売していました(現在はキンドルに移転しています)。そのときも、このブログから集客できていたから、noteでもいくらかの売り上げをあげていたのだと思います。このブログからの誘導がなければ、多分noteというプラットフォームだけでは販売できなかったでしょう。

ですので、現在の私の見解としては、もしブログやSNSから集客して自分の作品を有料販売数する自信があるならnoteがよいでしょう(良いものを無料発表し続けてひたすらサポートを待つ、という方法もなくはない)。そうではなく、ブログをやったことがない人や、ブログ運営の他に文章で収入源を増やしておきたいという人には、スクライブをおすすめします。

とはいえ、スクライブはまだ出来立てほやほやのウェブサービス。万が一、思わぬことで突然クローズしてしまったとしても、私は責任を負えませんので、あしからず。

 

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